腸をコントロールする基本は運動と食生活の改善なのですが、強度の便秘になってしまった人の場合、それだけではなかなか腸内環境までは改善してくれません。
患者さんらが、便秘にいいといわれていることを、いろいろためしていながらも効果が出ないのは、実はこの腸内環境の改善がうまくいっていないからなのです。
ここで力を発揮してくれるのが整腸剤です。
ヨーグルトを勧めることもよくありますが、ビフィズス菌など腸内の善玉菌を増やすのに役立つ乳酸菌を多くとると、便秘によって悪玉菌が増えてしまっていた腸内細菌の状態が善玉菌の多い「いい状態」に変化していきます。
市販で売られている調整剤でおすすめなのが、新ビオフェルミンS錠、強力わかもと、ファスコン整腸蹊ブラスの3つかイ更秘対策におすすめです。
3つの中でも乳酸菌の多様性かあり、便通改善に良いと考えられるのは「新ピオフェルミンS」と「ファスコン整腸蹊ブラス」です。
胃腸が重苦しかったり、お腹の違和感かあったりなど、胃腸か疲れているような時は「強力わかもと」を選ぶといいでしょう。
ただ、便痛にひどく悩んでいる場合は、整腸剤ではありませんが乳酸菌サフリも検討してみてはいかかでしょうか。
最近、「腸の奥まで届く乳酸菌」というフレーズを耳にしますが、本来、乳酸菌は、胃酸によって死んでしまうものです。
しかし、最近の研究でわかってきたことは、乳酸菌の生死よりも、乳酸菌を摂取して腸にまで届く数が重要になるということです。
如何に多くの乳酸菌を、腸全体にいき渡せるかが、腸内環境を改善させるポイントです。